[全受験生への注意! !]センター試験での失敗が受験生に与える悪影響。

全受験生へ

「センター試験の配点低いし大丈夫。」

「二次試験で巻き返せばいいや。」

あなたはセンター試験に対してこのように考えてはいませんか?

このような考えは特に難関大受験者に多いです。確かに難関大の多くはセンター試験の配分を小さくしている大学が多いです。

僕もその中の一人でした。

今更そのことを後悔しても仕方ないし、せめて後輩の皆さんには間違えないでほしいので伝えます。

「センター試験こそ本気で取り組め。」

僕はセンター試験で失敗した。

僕は数ヶ月前、東大を受験しました。

結果は0.1点差での不合格。

東大の総合得点におけるの0.1点というのは、センター試験の約1点です。

自分では決してセンター試験を甘く見ているつもりはありませんでした。

しかし、配点と難易度の低さによる驕りが全くなかったかと聞かれれば、正直微妙です。全く後悔がないわけではない。

こんな思いを後輩たちがしないためにも、今回はセンター試験失敗がもたらす悪影響をお話ししていきたいと思います。

これを読むことでセンター試験の重要性に気付き、危機感を持ってここからのラストスパートを走り抜けてください。

センター試験失敗がもたらす悪影響

センター試験での「失敗」。これはその後の受験に多大な悪影響を与えます。

ここではその悪影響を3種類に分類し、詳しく解説していきたいと思います。

1.他の受験生に比べて不利な状況に追い込まれる。

これは最も直接的な悪影響ですね。

ほとんどの国公立ではセンター試験の点数を合否に加味しています。

しかし、これに関しては多くの受験生がすでに意識していることと思いますので詳しい解説はしません。

しかし、もし「配点の低さ」をバカにしている受験生がいたら伝えておきたいです。

その配点の低さで有名な東大センター試験1点分で落ちた男がここにいます。十分ご注意を。」

2.精神的な負担が大きくなる。

この「精神的な負担」が受験生に与える悪影響は計り知れません。

1でお話しした通り、センター試験での失敗は他の受験生に比べて不利な状況にあることを意味します。

これまでの想定以上の点数を二次試験で取らなければならなくなります。

しかし、私は受験を経験しているのでわかりますが、ここから成績を伸ばすのはなかなか難しいです。さらに私立との併願をしているのならそもそも時間がありません。

併願の場合、「私立の対策時間を減らす」という選択肢がありますが、これには「両方不合格で浪人」という最悪のシナリオが付きまとい、さらに精神的に追い詰められることになります。

だからといって、長年夢見たきた第1志望を諦めることは出来ないでしょう。

『夢』を取るか『浪人回避』を取るか。」そればかり考えてしまい、勉強が手につかなくなるという悪循環に陥ります。

これが精神的な負担の恐ろしさなのです。

3.自信を失う。

私の友人にもいました。

彼はもともと明るい性格で、何かで失敗しても、落ち込んでいる姿など見せない自信家でした。

しかしセンター試験の後、彼の顔色は一変してしまいました。

今までの笑顔は消えて、持っているペンも動いていませんでした。

結果、彼はどの大学にも受からず浪人をしています。

センター試験は初めての本番です。ここで結果が出ないと、どんなに心臓が強い人でも「自信」を失ってしまいます。

「自信」は気付かない内に自分を強くしてくれています。

逆に、センター試験失敗の影響で自分を信じれなくなり、

「また次も失敗するのではないか。」

「自分は本番に弱いのではないか。」

「自分にはそもそも才能がないのか。」

という自己否定の考えが出てきたときには、目の前に不合格が近づいてきています。

自分を信じ続けるためにもセンター試験には全力で取り組みましょう。

まとめ

ということで、今回はみなさんに「センター試験の重要性」を知っていただくために、センター試験失敗による悪影響をお話ししてきました。

まとめると、以下の3つです。

  1. 他の受験生に比べて不利な状況に追い込まれる。・・・僕を反面教師にしてください。
  2. 精神的な負担が大きくなる。・・・二次試験で高得点を取らなければいけないというプレッシャーは併願校の受験にまで悪影響を与えます。
  3. 自信を失う。・・・初めての本番である「センター試験」での失敗は「自己否定」に繋がり、成功の確率を大きく下げることになります。

みなさんはこのような悪影響を受けないためにも、必ずセンター試験に本気で取り組みましょう。

受験に関する悩みなどはTwitter(@StudyRoad)で相談してもらえれば、いくらでも答えたいと思っています。

もう本当にあと少しです。頑張ってください。応援しています。

早稲田大学のセンター利用をわかりやすく解説+そのメリット・デメリットとは?
はじめに みなさんこんにちは!いと(@StudyRoad)です。 突然ですが、「滑り止めは確保しつつ、1月2月を国公立大学の勉強に専念することができたら良いな」と考えたことはありませんか? 一般受験だけを考えれば、それは不可能...

追記

2018年度のセンター試験が終わりました。

皆さんそれぞれに色々思うところはあるでしょう。良かった人は引き続きこの調子でいきましょう!

芳しくなかった人へ。

引きずるなって言ったって無駄だと思う。

でもどんなに辛くたって、あと1ヶ月弱で受験は絶対に終わります。もう少しだけがんばろ。

辛くなったらここにあなたを応援してるやつがいることを思い出してくださいね。

では。


この記事が「ためになった」「面白かった!」と思った人はこちらをクリック!!

にほんブログ村 受験ブログ 大学受験(本人・親)へ

現在、家庭教師の募集も行っています!気になった方、体験授業の申し込みは下の記事からお願いします!(残り1人分の空きしかありません。体験授業のお申し込みはお早めにお願いします。)

家庭教師の無料体験授業実施中!(残り1人)
早稲田大学先進理工学部の家庭教師が大学受験生の生徒を募集します!対応大学は①理系国公立大学:旧帝大、医学部医学科他②私立理工学部:早稲田、慶応、理科大、上智、MARCH他③私立医学部、歯学部、薬学部。対応科目:数学、物理、化学、生物、英語、国語、地理B。対応地域は、東京23区、埼玉県、神奈川県の一部。豊島区南池袋より。