大学受験体験記③ 早稲田大学先進理工学部編

早稲田大学西早稲田キャンパス

はじめに

みなさんこんにちは!いと(@StudyRoad)です。

受験体験記第3回目である今回は、私が現在通っている早稲田大学の受験情報と受験体験記を書いていきたいと思います。在学生だからこそわかる情報も追加していけたらと思います。慶應義塾大学と併願する方も多いと思いますので、下記の慶應の受験体験記も合わせてご覧ください。

大学受験体験記② 慶應義塾大学理工学部編
慶應大学理工学部の受験体験記2018年度版。受験基本情報(難易度・偏差値)、三田キャンパスと日吉キャンパス、科目別対策、過去問の利用法、慶應入試で経験したこと等をまとめました!合格体験記にはあまり書かれない受験前日の注意点や知っておくと有利になる情報、受験当日の入試会場の雰囲気なども書いたのでぜひ参考にして下さい!

早稲田大学の受験基本情報

大まかな基本情報を表にまとめました。詳しい情報は早稲田大学HPをご覧ください。
早稲田大学の基本情報
受験者数約5万5千人
受験会場早稲田キャンパス、西早稲田キャンパス、戸山キャンパス(MAP
偏差値60〜70

各キャンパスの最寄駅は、

会場最寄駅
早稲田キャンパス早稲田駅(東西線)、早稲田駅(都電荒川線)
西早稲田キャンパス西早稲田駅(副都心線)
戸山キャンパス上記の3つ

*JRの駅で言えば、高田馬場駅が一番近く、気合いを入れればどのキャンパスにも歩いていけますが、汗ダラダラの息切れ状態で試験を受けることになるかもしれないのであまりオススメできません。

↓早稲田キャンパス↓(通称本キャン):凄かったらしい人の像が印象的

早稲田大学早稲田キャンパス

↓西早稲田キャンパス↓(通称理工キャン):夜は綺麗?昼は地味

早稲田大学西早稲田キャンパス

↓戸山キャンパス↓:もうほぼオフィスビル

早稲田大学戸山キャンパス

私の受験対策と科目別対策

私の場合、早稲田の対策は慶応に少し遅れてセンター後に英語から始めました。そこから受験日が近づくにつれて少しずつ他の科目にも取り掛かりました。全体的な難易度がほとんど同じくらいの慶應義塾大学と比べると、数学、化学は少し易しめ、英語、物理は少し難しめになっています。

*理工学部は建築学科を除いて360点満点で合格点は170〜200点程度です。

難関大受験生必見‼︎大学別模試を受ける準備と受けた後にすべきこと
大学別模試って受けた方が良いのかな?準備はどれくらいすれば良いんだろう?復習はどんな風にするべきなのかな?という疑問に自身の体験談も交えながら答えていきたいと思います。東大即応オープン、京大即応オープン、早大・慶大オープン、東工大・一橋大・阪大・名大・九大・東北大入試オープンの対策、分析、平均点が5割以上の問題の復習。

英語(理系)

早稲田の理系英語は制限時間90分で、問題文から全ての文章が英語で書かれており、総英単語数ではおそらく全大学中でも最多だと思います。長文の内容が抽象的で難解であり、設問によっては日本語訳を見てもよくわからないものもあります。早稲田受験の中ではあまり差のつかない科目でもあるので帰国子女でもない限り、そういう問題は捨て、なんとか55〜60%を取りに行くのが合格への近道となりそうです。

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今回は長文読解に焦点を当てて勉強法、問題の解き方、練習のためのオススメ参考書を紹介していきたいと思います! 今回紹介することは英語を読むためには必要不可欠な知識であり、私が長期間英語に触れ続ける中で得ることができたものです。

数学

早稲田の数学は120分で大問が5つで全て記述式です。年によって難易度のばらつきが大きい科目ですが、例年慶應よりは取り組みやすい問題がほとんどです。ですので、目標としては2完2半できればアドバンテージが取れると思います。しかし、本当年によって難易度が大きく変わるので、あんまり出来なくても、後の教科に引きずらずに切り替えましょう!

▼実践した数学対策

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今回は独学で数学の偏差値が50→70以上に変化するまでに使用した参考書を紹介していきたいと思います。いつ、どんな参考書を使用したのかを詳しく書き、偏差値70までの道のりを詳しく説明していますのでぜひご覧ください!

理科(物理、化学)

理科は2教科合わせて120分で大問が各3つずつの計6問で、基本的には答えのみ、化学は第1問がマーク式です。

まずは物理に関して、正直早稲田の物理は問題によってはどこよりも難しいものもあります。大問3つのうち1つは最難、1つは難、1つが標準から難、と全体的な難易度は東大、京大の問題よりも上の年もあります。ですので問題の見極めが最も大切になる教科です。目標としては、得意な人は50%以上、苦手なら最低でも45%を取りきると決めて、早めに化学に移るのもアリだと思います。

化学に関しては、第1問が理論でマーク式、比較的易しいです。第2、3問は無機、有機が主な問題であり、難易度は標準から難となっています。マーク式設問で高得点を取ってアドバンテージを取ることが大切になってきます。ここが意外と早稲田理工受験のポイントになりますよ!

▼実践した物理&化学対策

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今回は私が物理の偏差値を独学で70以上に上げるまでに使用した参考書を紹介したいと思います!他の記事でも言っていますが、私がしっかりと受験勉強を始めたのは高2の1月でした。その時点での物理の偏差値は50前後でした。そこからの参考書歴どうぞご覧ください!
化学の参考書・問題集を現役塾講師がレビュー(基本から応用レベルまで)
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今回は私が受験生の時に使用した参考書と、どの時期にどの参考書を使っていたのかを紹介したいと思います。 私が主に使用した参考書の解説と私の使い方を説明します。使ったものの、使用期間が短かったり、あまり重要ではないものに関しては、簡略化のために省いています。

受験前日に関するアドバイス

私からみなさんにアドバイスしたいことは2つあります。受験はまだ先かもしれませんが、とても大切なことなので頭に入れておくことをお勧めします。(これらはどの大学を受験するときにも当てはまる事なので、他の受験体験記にも書いてあります。見たことあるという方は、飛ばして読んでもらえると幸いですm(._.)m)

1.前日に絶対下見に行く。
2.寝られない時の対策をしておく。

まず1に関してですが、受験前日の受験会場の下見をする事で当日余計な心配をする事なく試験に集中でいるようになります。

下見というと会場をちらっとみれば良いような気がするかもしれませんが、それではほとんど効果がありません。

下見をする目的は家(ホテル)から試験を行う教室までの自分が通る道を確認する事です。

ですので、自転車で行く人は駐輪場、車で送ってもらう人はどこで降りるのか、電車で行く人は駅のどの出口で出るべきなのかなどを確認すると良いと思います。(田舎に住んでいる人向けの話になりますが、東京などの都会の地下鉄の駅の出口は無数に?あり、都会初心者には迷路にしか見えません。)

次に2に関してですが、試験の前日というのは想像しているよりも遥かに緊張し、意外と寝られないものです。

そのため、寝るための方法を自分で編み出しておくことが大切になります。そうしないと、寝られない→睡眠不足で頭が回らないかも→あ〜早く寝なきゃ!→でも寝られない(以後無限ループ)このような悪循環に陥ります。

だからこそ自分なりの対策を練っておきましょう。(私の場合は、最低でも寝ていなきゃいない時間の2時間前には布団に入ったり、大量に持ち込んだホットアイマスクを使ったりしてました。)

1はどこのサイトでも言っていることですが、意外と2に関してはあまり言及されていないので注意!!

早稲田大学受験体験記

本番前日 〜寝られない夜〜

私は今までと同じように前日に栃木を出発し、JR大塚駅の付近にあるホテルに到着後、大塚駅の近くに駅(大塚駅前駅)がある路面電車を利用して受験会場である早稲田キャンパス15号館に下見に出かけました。(路面電車の最寄り駅から会場には若干ではありますが、距離があるので、本番、道を間違えないように会場の周りをぐるっと周って道を確認しておくと良いと思います。)

会場に到着すると、そこには会場の下見にきてる親子も数名見られ、また早稲田キャンパスの立派な建物を見て、緊張が込み上げてきました。その緊張を抱いたままホテルに戻り、本番に向けてさらっと勉強した後、就寝しようとしました。

しかしここで、早稲田受験第1の問題が発生します。

「まっっったく寝られない!!」

というのもこの時点ではまだ理科大も慶應も合否はわかっておらず、残す受験校は翌日の早稲田大と、チャレンジ校とも言える東大。

となるとナーバスな受験生であった私の頭の中には、「理科大と慶應共に不合格であるとすると、明日ミスったら残りは東大だけ、東大に受かる確率はそんなに高くない、、ってことは浪人になるかも。。」という考えが張り付き、全く寝れなくなります。

結局、不安を抱いたまま、数千回もの寝返りを繰り返し、AM2:00頃なんとか眠りにつきました。

眠れない早稲田受験生

(宿泊したホテルはこちらの記事で紹介しています。)

受験当日の朝 〜人生最大の驚き〜

携帯のアラームの音で目覚めた私は、時間を見て少し焦ります。「7:30」

確か、入室開始が9時ごろだったと思うので、今までの受験と違って、あまり朝の時間に余裕がありません。前日に駅前のパン屋で買ったパンを食べながら、持ち物を確認し、8:30過ぎには電車に乗り込みました。半分くらいが受験生らしき学生で満席の路面電車に揺られながら、早稲田駅に到着しました。

東横イン大塚1~早稲田大学早稲田キャンパス

そして、早歩きで受験会場に向かいました。しかし早稲田キャンパスが見えてきたところで、昼食を買い忘れたことに気づきます。しかし、今までの受験の経験から大体昼はキャンパスからの外出が自由なので、そこまで焦りませんでした、その時は。

会場に入ってみると約半数の生徒がもう着席していました。少し焦りながら準備を進めるといかにも厳格そうな教授とその仲間たちが入ってきて、説明を始めます。

ここで早稲田受験第2かつ最大の問題が発生しました。

その教授の説明の中で教授から驚きの言葉が発せられました。

教授:「受験者数が非常に多く混乱が予想されるため、受験が終了するまでキャンパスからの外出を禁止します。」

私:「うんうん、うんう….ええええええ!!!」

これを聞き私の脳内では「いやいや、これまで大丈夫だったじゃん!昼抜きじゃ、頭回らないじゃん!」と、誰に向けてなのかわからない文句が止まりません。

第1科目:数学(+悲しいランチ)

しかし、決まりに抗議するほどの勇気はなく、絶望と緊張の中で1教科目の数学が始まりました。

この年の数学は比較的簡単であったこともあり、なんとか自分の中では満足いく結果を残し、地獄の昼食タイムに入りました。

前後左右どこを見てもみんなが弁当を食べており、ずっと少し分けてくれないかと考えていましたが、皆が敵である言わば戦場で敵軍に食糧を分けるような行動を取る人は当然おらず、空腹のまま理科に臨みました。

昼食抜きの早稲田受験生

第2科目:化学 〜物理簡単だっ!!〜

理科の結果としては化学はそこそこの出来、しかし物理に関してはラッキーなことにこの年の物理は例年では考えられないほどに易化し、物理を得意科目とする私はあわよくば9割かも、くらいの会心の出来を見せ、ここでほぼ合格を確信します。

第3科目:英語 〜空腹と疲労〜

そして最後の休み時間、時刻はPM3:00くらいでしたが、ここまでくると空腹感に疲労感が勝ち、ほぼ空腹は感じず、あと英語で帰れることだけを考えていました。

英語は無事、作戦通りに無難に6割くらいは取れたかなということで、今までの受験では最高の出来だったと思いますが、私立3連戦の疲れが一気に出てフラフラのまま、会場を後にし、気力を振り絞って高田馬場まで歩き、気絶するように眠りながら栃木に帰りました。

今回の受験体験記を通してみなさんに伝えたいことはたった1つだけです。受験会場のルールは大学によって大きく異なり、事前確認が難しい時もあります。ですので、

「お昼ご飯は絶対に当日の朝までには準備をすること!!」

 

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下の動画は、早稲田大学の入試当日の様子です(2012年商学部)。まだ視聴していない受験生は、一度視聴しておくとことをオススメします。

2012早稲田大学入試終了後ものすごい混雑

早稲田大学の合格者・不合格者の模試の平均偏差値を学科別にまとめました。あわせてご覧ください!

早稲田大学の合格者・不合格者の模試の平均偏差値を学科別にみると...(理工・教育学部)
今回は、早稲田大学の受験者を対象にしてデータを集め、合格者と不合格者の全統模試での平均偏差値を科目別にまとめました。理工学部と教育学部についてまとめていますので、自分の志望する学部学科ではどの科目で差が付いているのかを知り、対策していきましょう!
早稲田大学の合格者・不合格者の模試の平均偏差値を学科別にみると...(文系学部編)
今回は早稲田大学の文系学部に関して、合格者・不合格者の模試の偏差値の平均をまとめました。合格者・不合格者の模試の偏差値を知ることで自分の立ち位置を知り、また、どの科目を重点的に勉強するべきなのかを知ることで、他の受験生に差をつけましょう!

以下、かんたんな自己紹介と理科大、慶應、東大の受験体験記です。

自己紹介 ~偏差値55の高校から挑んだ早慶東大受験~
偏差値55の地方公立高校から約1年間の独学で早稲田、慶応、東大にチャレンジするも、東大には僅かに及ばなかった現早稲田先進理工学部生の自己紹介と大学受験経験談です。自分の経験から、他の人の経験談を読むことはモチベーションを上げることや、情報収集に非常に役立つと思うので、ぜひ1度読んでみてください!
大学受験体験記① 東京理科大学編
東京理科大学工学部の受験体験記(合格体験記)2018年版。難化する理科大入試での経験と理科大の受験情報(難易度・偏差値)についてまとめました!一般的な合格体験記には書いていない受験前日の注意点、下見、ホテル、受験当日の入試会場(神楽坂)の雰囲気や試験問題の難易度(難しかった数学の感想)も書いたのでぜひ参考にして下さい!
大学受験体験記② 慶應義塾大学理工学部編
慶應大学理工学部の受験体験記2018年度版。受験基本情報(難易度・偏差値)、三田キャンパスと日吉キャンパス、科目別対策、過去問の利用法、慶應入試で経験したこと等をまとめました!合格体験記にはあまり書かれない受験前日の注意点や知っておくと有利になる情報、受験当日の入試会場の雰囲気なども書いたのでぜひ参考にして下さい!
大学受験体験記④ 東京大学編
東京大学の受験体験記(2018年版)。東大の受験基本情報、科目別対策、参考書分析に加え、一般的に合格体験記にはあまり書かれていない受験前日の注意点、ホテルの効率的な利用法、受験当日の入試会場(本郷キャンパス工学部5号館)の雰囲気、入場門、休憩時間の過ごし方、オススメのホテル、受験生へのメッセージなどもまとめています。

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