理系でも「センター国語」を8割安定させるための参考書と過去問の使い方

理系で国語が苦手な方に向けて

みなさんこんにちは。いとです。

今回は「センター国語を8割安定させるための対策」第2弾です。

(第1弾はこちらから)

理系の難敵「センター国語」を8割安定させるためにした対策を紹介します!
今回は僕が苦手だった「センター国語」を安定して8割取れるようになるまでの対策を時期別に紹介していきたいと思います。僕と同じ理系でセンタ試験の国語が安定しないことを悩んでいる受験生は必見の内容になっています。

上の記事でもお話ししましたが、僕はセンター試験の中で国語が一番苦手でした。(あ、地理もだ。)

しかし、そんな僕でもこれから紹介する勉強法で8割を安定して得点できるようになりました。

ですので、この記事は「国語が苦手な理系の受験生」向けです。

各対策の時期に関しては第1弾で紹介しましたので、今回は「使った参考書」と「過去問の使い方」を中心に紹介していきたいと思います。

では紹介していきます!

現代文

現代文ゴロゴ(センター試験編)

徹底的な過去問の分析によってわかった「解法公式」をまとめた一冊です。

個人的には過去問と並行して取り組み、

  1. ゴロゴで解法公式を覚える
  2. 実践で確認
  3. 間違った部分の解法公式を確認

というサイクルを回すのがオススメです。

ただ、最近の国語は年々複雑になってきており、これをやるだけで必ず満点を取ることはできないということは覚えておくべきです。(7〜8割までなら取れるとは思います。)

しかし、僕はこれ以外の参考書は使いませんでした。

この先は下で解説している「過去問の使い方」で過去問をある程度解くことで8割安定まで持って行くことができました。

古文

解法古文単語

今本屋に行くと、ものすごい数の「古文単語集」があります。

その中で僕がこの「解法古文単語」を選んだのには3つの理由があります。

  1. 解説や単語のイメージ、関連語など、語彙学習に必要な要素が揃っているから。
  2. 途中に実際の入試問題などが挿入されており、実践的な学習ができるから。
  3. 理系なので「解法」という言葉につられた

この参考書の特徴はとにかく実践的な学習ができる点です。

これは有名な「ゴルゴ」や「マドンナ」の単語集にはない点です。

難点としては収録語数が350と少なめです。(関連後は含んでいません。)

しかし、時間がなくエッセンスだけ吸収したい場合には必要十分な量だと思うので、時間がないみなさんは購入を検討してみてください。

マドンナ古文 パワーアップ版

この参考書は有名なのでみなさんも一度は聞いたことがあるでしょう。

やはり評判通り、古文初心者にもわかりやすく、かつ段階的に学習を進めることができるので、「文法からやり直したい」と考えている方にはとてもおすすめです。

良い点をまとめておきます。

  • 講義のような文章で進めやすい。
  • 段階的な学習が出来る
  • 苦手意識のある人を対象としている。

ただ、国語の参考書なのに横書きなので人を選ぶかもしれません。

漢文

漢文早覚え速答法

「漢文といえばこれ」というほどのベストセラーで実際に使ってみても、点数は良くなりました。

センター試験用ではないのですが、難易度が高い話は別にまとめられており、シンプルな作りになっていますので、初心者でも進めやすいです。

理系ならこれ一冊で大丈夫です。(実際、僕も東大の二次試験まで漢文はこの参考書しか使っていません。それでも6割の点数を取れました。)

ただシンプルが故に必ずそれなりの量の問題演習は必要です。(僕は過去問で問題演習をしました。)

ではその過去問の取り組み方を見ていきましょう。

過去問の使い方

①解説は穴があくほどよく読む

これが一番大切です。

たとえ全問正解だとしても解説は隅から隅まで読みましょう。(時間をかけても大丈夫です。)

逆に解説を読まなかったら、その問題演習にはほとんど価値がないと言って良いでしょう。

その時に意識する点はたったの一つです。

「その問題の解説を他の人にできるようにする。」

人に解説するためには、その問題の論理を自分の頭の中で整理し、解答の根拠を明確に理解している必要があります。

最初は少し難しいかもしれませんが、ぜひやってみてください。びっくりするくらい読解力がつきます。

②基本事項の忘れは必ずノートにメモ

現代文の漢字や古典の単語・句法などの基本事項に抜けが見つかった時は必ず、ノートなどにまとめておきましょう。

人は必ず忘れる生き物です。その時に「ヤバっ忘れてた!」と思っても次の日にはその半分も覚えていません。

センター国語では、必ず読解に難しい問題がいくつかあります。これを落とすのは仕方がありません。

つまり、国語の点数を安定させたいなら、「基本問題でのミス」は絶対に避けなければなりません。

だからこそ、必ず間違えた基本事項はノートにまとめましょう。(このノートは本番直前や当日の確認で非常に役立つものになります。

まとめ

ということで今回は、国語が苦手だった僕が「センター国語」で安定して8割をとてるようになるまでに使った参考書と過去問の使い方を紹介してきました。

参考書では「漢文早覚え速答法」は理系なら絶対持っておくべきです!これ以上の参考書はないと言っても良い。

また過去問での演習の際には以下の2点に注意しましょう。

  1. 解説は穴があくほどよく読む・・・「他の人に解説できる」レベルまで理解を深めましょう。
  2. 基本事項の忘れはノートにメモ・・・基本で落としていたら「8割安定」は夢のまた夢です。必ず専用ノートを作りましょう。

本番まであと少し、後悔だけは残さないようにしましょうね!


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