将来の夢がない受験生
みなさんこんにちは。いとです。
先日、塾で生徒と話していた時に、
「みんなは将来やりたいことが決まっているから受験勉強頑張れるけど、僕は将来の夢がないからやる気が出ないんです。受験を頑張って大学に行く意味がわかりません。」
という相談を受けました。このような悩みを持つ受験生は多いと思いますので、塾でその生徒に話した内容をここで共有しておこうと思います。
この記事はこんな人向けです。
- 将来の夢がない人
- 大学へ行く意味がわからない人
- 大学なんか行きたくない人
- 上記の3つに当てはまる子供を持つご両親
ここでお話しする内容は僕の個人的な意見です。絶対に正しいわけではありません。
(「僕がなぜ受験を頑張れたのか」については下の記事でお話ししています。)

ただ、この記事を読んで少しでもみなさんの参考になれば幸いです。
僕も将来の夢はなかった
そう。僕も受験生の頃は全く将来の夢はありませんでした。
ただ漠然と「お金をたくさん稼ぎたい。」くらいしか考えていなかったと思います。
そこで、次の項から僕が実際に大学生になって感じた「受験を頑張るメリット」を紹介していきます。
受験を頑張るメリット
1.選択肢が増える
これが今回紹介する中で最も大きいメリットだと思います。
現在はいわゆる学歴社会が崩壊途中の段階です。
しかし、確かに学歴の壁は未だに残っています。
今将来の夢がなくても、大学に入ってから「入りたい企業」が出てくるかもしれません。
そんな時、受験勉強を頑張っていないせいで、評価の低い大学に在籍していて、入社出来なかったら後悔するでしょう。
でも、その逆はないのです。とりあえず良い大学に入っておけば、後から学歴が必要ない職業に憧れたときでも対処できます。
そう選択肢が増えるのです。
みなさんはまだ、将来に大きな可能性を残しています。
その可能性を潰さないためにも、いまはとにかく受験を頑張ってみるというのも良いと思いますよ。
2.レベルの高い仲間に出会える
このメリットも大きいです。
人は環境で大きく変わる生き物です。周りのレベルが低ければ自分のレベルまで落としてしまうのです。
また、いずれ見つかるであろう「将来の夢」に仲間が必要になることもあるでしょう。(起業など)
そんな時、周りに頼れるハイレベルな仲間がいた方がその夢の実現確率も高まります。
仲間目的、出会い目的で良い大学を目指すのもありですね。
3.大学を看板として使える
これは少し汚いメリットに感じられるかもしれません。
しかし、実際に生活していると大学が看板になってくれているんだと感じることがしばしばあります。
例えば、塾でバイトしたいと思ったとき。
まず、そこの採用担当が見るのは「大学名」でしょう。そのあとに実際に面接を行い、その人の性格やコミュニケーション能力を見ることになります。
この看板(大学名)が良ければ、面接までは進めます。
実際、僕も面接に進めなかったことは一度もありません。
他にも、初見の人に「へ〜早稲田大学なんだ。すごいね。」と言われることも多いです。
この「すごいね。」は僕に向けられた言葉ではなく、看板に向けられた言葉です。
しかし看板が良ければ第1印象が悪くなることはまずありません。(過度な期待をされるのも大変ですが。)
まとめ
ということで、今回は「将来の夢がない受験生」に向けて、受験勉強を頑張って良い大学に入るメリットを書きました。
まとめると、
- 選択肢が増える・・・学歴が低いためにできないことはまだいくつかあります。しかし、その逆はありません。いまの段階で可能性を潰すのは非常にもったいないです。
- レベルの高い仲間に会える・・・大学の仲間は一生の仲間になると言います。いつか仲間の助けが必要になったときにも役立ちます。
- 大学を看板として使える ・・・バイトの面接にも通りやすいし、初めましての人に「すごいね。」と言われることも多いです。
正直、僕は将来やりたいことが決まっているんだという人なら、大学には行く必要はないと思っています。
みなさんはどうですか?
自分の将来について一度ゆっくり考えてみると良いと思いますよ。

合わせて読むとよりやる気が出ます。
この記事が「ためになった」「面白かった!」と思った人はこちらをクリック!!
現在、家庭教師の募集も行っています!気になった方、体験授業の申し込みは下の記事からお願いします!(残り1人分の空きしかありません。体験授業のお申し込みはお早めにお願いします。)
