はじめに
みなさんこんにちは!いと(@StudyRoad)です。
今回は、英語が苦手な人でも英作文が得意になれる勉強方法をご紹介したいと思います。わたし自身受験生時代、英語はあまり得意な方ではありませんでした…
しかし、この方法を実践した後からは英作文の点数が急上昇し、英語の偏差値を底上げすることができました。オススメの方法なのでぜひご覧ください!
本当に英語が苦手でも大丈夫なの?
記事のタイトルを見たときにこう感じた人が多いと思います。結果から言うと、本当に英語が苦手でも英作文を得点源にすることは出来ます。
その理由を順番にお話ししていきます。
まず、現在の大学受験では英語の出来はほぼ長文読解で決まります。配点が長文読解に偏っているからです。これはセンター試験でも同様で、文法は1問2点の配点なのに対して長文部分の1問の配点は5〜7と非常に大きくなっています。つまり、英語が苦手な人は長文が読めていないということです。
ですから、「英語が苦手」というのは「長文読解が苦手」と言い換えることができます。では、長文が苦手でも英作文を得意にできるのはなぜか?という話になってきますね。その理由としては、長文では英語の総合力(単語、文法、構文など)の高さが問われますが、英作文には一番低い水準の総合力さえあれば十分書き上げることができるからです。
具体例を挙げてみると、長文読解のためには数多くの構文の中に埋め込まれている単語、例えば『話す』という単語だけでも「talk」「tell」「speak」「say」の四つの細かい意味の差異、その構文との組み合わせによる目的語の位置の変化、用法を適切に理解してあり、かつ瞬時にその用法を思い出す必要があります。
しかし、英作文で「話す」の意味を表したい時は、最低1つの用法(場合によっては2つ)さえ覚えていれば、簡単な構文を用いることで少し拙くても書き上げることはでき、受験英語ではこの拙さはほとんど減点されることはありません(「言う」も「話す」も「伝える」ほとんど一緒!)。なぜなら、外国語の学習では『ぎこちなくても意味が伝わること』が大切とされているからです。
簡単に言えば英作文の方が暗記量が圧倒的に少ない、または少なくても対応できるのです。
勉強法と参考書
ここで紹介するのは全てわたしが使用した参考書です。
まず初めにわたしが英作文の勉強に使用した参考書はこの二つです。
他にも問題集として使ったものは多数ありますが、英作文の技術を学ぶのに使ったのはこの2つだけです。
ここから使う手順と勉強法を説明していきますが、「ドラゴンイングリッシュ基本例文100」はA、「竹岡広信の英作文が面白いほど書ける英作文」はBとして解説するので注意してくださいね。
手順
Aをとにかく暗記(3〜5周)→Bで知識を補強(この間にもAの暗記が抜けないように時々復習)→他の問題集で知らない問題への対応力を強化(答えあわせの時にはBでの確認)
Aの暗記は1ヶ月、Bでの補強は2ヶ月くらいかかると思います。しかし、Aを暗記するだけでも英作文の点数は上がります。私の場合はBを、自由英作文での対応力を上げるために使用していました。
勉強法解説
ドラゴンイングリッシュ基本例文100
Aには、英作文で使用する可能性の高い構文のほとんどが使われた100の例文が載っています。それに加えて竹岡先生の詳しい解説と構文使用に関する注意点も書いてありますので、これを暗記するだけで点数はぐっと上がります。
暗記方法
暗記の際には、初めに、例文を見ながら音読をして、覚えてきたら見ずに音読、その後紙に2度くらい書けば、とりあえずは覚えられると思います。復習の際には日本語の文を見ながら一度書いてみて、合っていたら音読を数回、間違えたら音読の後にもう一度書いてみる、ということを必ず行ってください。復習も定期的に取り組むべきです。
竹岡広信の英作文の面白いほど書ける英作文
Bには、構文の詳しい説明と、使用頻度の高いフレーズがまとめられており、それぞれの構文説明の後に、その構文を用いて書くことができる日本語の文が載っているのでそこで問題演習ができます。
ここでは知らなかった構文とフレーズをノートなどにまとめながら順番に問題演習をこなしていってください。そして1周目が終わったらまとめたノートの復習に入りましょう。ここまでやれば、和文英訳、自由英作文のどちらにも対応できるほどの力がついていると思います。
その後は他の問題集で実践を積んで行くことをオススメします。本番ではもちろん知らない問題が出ることを想定すべきですので、そこでの対応力の強化になります。
最後に
英作文は英語という科目の中では唯一短期間での点数上昇が期待できる分野です。夏休みが終わり模試が増えてくることと思いますので、今回の記事を参考にしながら勉強を進めていってくださいね。
頑張ってください!
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