[センター地理]私が2ヶ月で35点あげた方法、使った参考書を公開!!

はじめに

みなさんこんにちは!いと(@StudyRoad)です。

今回は約5ヶ月後に迫ったセンター試験の地理Bでどうすれば効率よく点数を上げることができるのかについて書いていきたいと思います。

センター直前の過去問の使い方については以下の記事で詳しく解説しています。)

[理系でも2週間で20点up]センター地理の本番直前の勉強法を大公開!!(過去問の使い方)
みなさんこんにちは!今回は、僕が受験生の時に実践して「2週間でセンター地理の点数を20点上げた」直前期の勉強法をご紹介します! 理系で地理の点数に悩んでいる人、センター地理対策に大きな時間を割けない人向けに書いてますので、是非ご覧ください!

理系の学生の方の中にはセンター地理に苦しむ方は結構多いんじゃないかと思います。その理由としては、やはり二次試験の対象となることの多い数学、英語、理科などの科目の勉強に多くの時間を取られてしまい、十分なセンター地理の対策ができていないことが挙げられると思います。

そこで今回はかける時間を最小限にした、理系学生向けにセンター地理の勉強法を書いていきたいと思います。

私自身、センター地理に関しては9月のマーク模試でも50点台と苦戦していましたが、センター前の2ヶ月間という短い期間に今回ご紹介する方法を実践することで本番では89点を取ることができました。

理系の学生には自信を持ってお勧めできる方法なので、ぜひ参考にしていただけたらと思います!

使うべき参考書とその使い方

使うべき参考書は以下の3種類に分けられます。これらを順番通りに進めていくことになります。

①全体の概要を掴めるもの

②データ暗記用

③問題集、過去問(できるだけ多く)

これらの3種類の中でも私が実際に使ったおすすめとそれに類似する参考書を紹介していきます!(一番左に位置するのが私が使用した参考書です。)

①に該当する参考書

この段階で学ぶべきなのは地理とはどういう科目なのか、どういう部分が問題になってくるのかを大まかに知ることです。そして③の問題演習でつまずいたときに戻って来れるような網羅度の高い参考書を選ぶことも大切です。これらの3種類の参考書はこの基準は突破しているので、後は好みで選んで良いと思います。

地理Bは系統地理地誌の2分野に分かれますが、厄介なのは最初に学ぶ系統地理です。その理由としては地誌分野に比べて、系統地理では単純な暗記だけではどうにもならないからです。

具体例として、日本と韓国の雨温図が示され、どちらが日本か、韓国かを答える問題が出たとしましょう。この場合、日本と韓国では緯度がほぼ一緒なので、正解を得るためには大気の流れや海流が気温と降水量に与える影響について正しい理解をしていることが必須であり、緯度が高ければ比較的低温、緯度が低ければ比較的高温、という単純な暗記では正解にたどり着くことが難しくなります。

今回紹介した参考書は、いずれの著者もセンター地理対策に精通しているため、適切なアドバイスが多く記載されていますので、自分で赤線を引いておくなど工夫して何度も何度も読み返し、理解を深めていきましょう!(私は最終的に、全体を通しては5回ほど、局所的には何十回と熟読しました。)

②データ暗記用

②の段階では、この参考書を使うのがおすすめです。この参考書に関しては類似品は現段階ではほぼありません。しかし、私が苦手科目筆頭だった地理Bで約9割もの点数が取れたのはこの参考書の活躍が非常に大きいと言えます。本当にオススメです!

では、何が具体的に良いかというと、まず1つ目に挙げられるのは、データの網羅性です。私はこの参考書を読み込んだ後に過去問などを利用した問題演習に取り組みましたが、ほとんどの問題に使われているデータはこの参考書に記載されているものでした。

逆に言えば、この参考書を100%とは言わないものの90%ほど暗記していれば、データが多く出題される地誌分野に関しては簡単に9割近くの点数を取ることができるのです!

2つ目は、この参考書の著者である伊藤 彰芳先生がセンターの地理Bの問題の傾向を非常によく理解しており、本書の各所に散りばめられているアドバイスがとても的を得ているという点です。

私はこのアドバイスを通して地理という科目の見方が大きく変わり、勉強の効率性を大きく進歩させることができました!

3つ目は、本質的なものではないかもしれませんが、持ち運びやすい本のサイズです。手の小さい学生でも簡単に片手さえ空いていればいつでも読むことができるため、学校の清掃の時間(本当はあまり良くないけど…)や移動の時間を無駄にすることなく学習を進めていくことが出来ました。

以上の利点から、地理Bの点数を上げるためにはほぼ必須なので、ぜひ購入を検討してみてください!

③問題集、過去問(できるだけ多く)

(これらは全部使用しました。)

この段階では①②で学んだことを活用しながら、ただただ問題を解いていきましょう!そしてこれが一番大切ですが、答え合わせを必ず行い、解説を熟読し、間違えた問題は必ずノートやルーズリーフに記録しておき、その周辺知識を①②の参考書を用いて補強しましょう!

ただ注意点として、必ず本番通りの時間設定(長くても短くてもダメです!)で、緊張感を持って解いていくことを肝に銘じましょう!ここで得た時間感覚が本番でも大いに役に立ちます!!

加えて、過去問は過去7、8年前までに取り組むことをお勧めします。理由としては、問題中の統計データは刻一刻と変化していくものであり、十年前のデータと本番で出題される現在のデータでは大きな違いが存在することがあり、これは誤ったデータの暗記に繋がってしまうからです。

勉強における注意点

これまで、①〜③という段階形式で使うべき参考書とその使い方について解説していきましたが、1つ注意してもらいたいことがあります。

それは、やりっぱなしではなく、反復学習をしていくことです。具体的には、①の段階をある程度終えて②に入ったとしても、①で使った参考書も手元に置いて、少しでも混乱することがあればすぐに①に戻り、また③の段階に入っても①、②の参考書に随時戻りながら学習を進めて行きましょう!

最後に

一般的に地理は暗記科目であり、暗記さえすれば高得点を取れるとされています。これはセンター地理に関しては半分正解で半分不正解だと思います。なぜなら、70点までは暗記だけでもなんとかなるかもしれませんが9割以上を狙うのであれば、必ず必要事項の深い理解が必要になるからです。

ネット上には「1ヶ月で9割越え!」「暗記だけで90点を楽々超え!」などの誤った学習方法が多く紹介されています。しかし実際には高得点を獲得するためにはそれ相応の努力は必要であり、今回はその努力を最低限にできる勉強法を紹介しました。

みなさんもネット上の誤情報には気をつけながら正しい勉強法で、努力を続けてください!努力は必ず結果に結びつきます!


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