はじめに
みなさんこんにちは!いと(@StudyRoad)です。
突然ですが皆さん、受験勉強の中で最も大切なことはなんだと思いますか?
僕は「計画立て」だと思っています。
どれだけ努力しても計画がなければ合格は不可能です。
ということで、今回はみなさんの計画作りの役に立つように、どのような勉強法や参考書を選ぶべきなのか、について書いていきたいと思います。
とりあえずこの記事では、数学、英語の2科目について、大雑把に、それぞれの参考書とその使い方について書いていきます!
(物理と化学に関してはこちら)
ぜひ最後までご覧ください!
科目別勉強法
数学(理系)
まずは数学からです!数学の成績をあげるためには大きく分けて4つのステップ
①基本公式の暗記
②基本問題演習
③入試標準問題演習
④応用問題挑戦(思考力up)
があり、②まではほとんど暗記であり、生まれ持った才能はほとんど関係ありません。東大、京大受験で数学を得点源にしたい人は確かに才能が必要になりますが、そんな人はほとんどいませんし、才能なんてなくても偏差値65までなら暗記でいけます。
これはどんな科目でも言えることですが、特に数学は自分にあった難易度の問題演習を積むことが必要になります。その中で夏休みにするべきことをレベル別に書いていきたいと思います。
偏差値50以下
夏休み前で、このくらいの偏差値帯の人は少し危険です!しかし、決してこの時期に自分の志望校の選択肢をせばめる必要はありません!数3の微積が終わっていなくても、夏休みは数1A2Bの復習に全力を注ぎましょう!
目標としては夏休み後の模試での偏差値60を目標にしましょう。(この時期の模試なら、ほとんど数3の微積はでません。)伸びしろがまだまだあるみなさんなら、決して難しい数字ではありません。この目標を達成するためには、まず①基本公式の暗記、次に②基本問題演習、ここまでを夏休みには集中して取り組みましょう。周りの人の動きに合わせて過去問に何時間も時間をかけるのは絶対にNGです。
①基本公式の演習に関してはみなさんの教科書で十分だと思いますので、②基本問題演習で使う参考書を紹介したいと思います。(画像をクリックでAmazonで購入できます)
みんな大好きチャート式シリーズ(青・黄)
意外と少数派?Focus Gold
もしくは、学校で配られている教科書付属の問題集が②の段階ではオススメです。
詳しいことは別の記事で書きますが、とにかく何周もして、問題を見た瞬間に解法が思い浮かぶようにしましょう。
[毎日参考書ステータス]その2青チャート(数学)
総合得点は17.5点・・・多くの高校生が使うだけあってバランスが取れた良い参考書です。 pic.twitter.com/OvCrR1vrqf— いと@勉強垢 (@StudyRoad) 2018年8月12日
偏差値50〜65
この偏差値帯の方々は2通りに分かれます。それは、偏差値が伸び悩み、50中盤で行ったり来たりしているタイプと勢いに乗っている伸び盛りのタイプです。後者の方は今の勉強法がしっくりきていることと思いますのでそのまま続けていただければと思います。
この偏差値帯の人が夏休みにすべきなのは、②基本問題演習+③標準問題演習です。また数3を学校で終えていない人は夏休み中には基本事項は理解しておくと、後になって楽になると思いますよ!
②については上で書いていますので、③標準問題演習で使う参考書を紹介します。
青(黄)チャートとFocusGoldのEXERCISES
②に続いて再登場になりますが、チャートとFocusGoldのEXERCISES部分がこの段階では適切な難易度です。チャートとFocusGoldは難易度も幅広く、使い勝手のいい参考書ですので、夏休み前にぜひ購入を検討してもいいかもしれません。(画像をクリックすると、Amazonのページに移ります。)
コアなファンが多い?1対1対応の演習
これらの参考書も同じく③の段階での最適な難易度です。解説がチャートなどとは少し異なる視点から書かれているため、万人受けはしませんがハマるとすごくわかりやすく感じます。ですので、1度書店で見てみると良いと思いますよ!
こちらの関しても詳しい演習への取り組み方は別の記事で書きたいと思います。
偏差値65以上
この偏差値帯の人たちがすべきなのはステップ③、④に加えて、数3の標準問題の演習です。
③で使う参考書については上で記したので、④で使うべきオススメの参考書を紹介したいと思います。
各志望校の過去問
このレベルになったら、過去問に手をつけてもいいと思います。しかしまだ本番を想定するには早いので、ゆっくり時間をかけて思考力の強化を図りましょう!
やさしい理系数学
文系数学の良問プラチカ
通称「やさ理」と呼ばれる参考書と一見文系向けの参考書ですが、全く優しくなく、全部やっていたら他科目に手が回らなくなるので、得意な分野の強化に使うと良いでしょう。
思考力の養成が目的なので、少なくとも15分は粘って問題を解きましょう!!
続き 理系早稲田生が文系・理系を問わず数学の偏差値を65まで上げる勉強方法&参考書を紹介!
英語
英語は短期間での成績の伸びがあまり期待できない科目です。だからこそ、夏休みに勉強を始めなければ、本番には間に合いません。個人的な考えですが、英語には2段階の学習レベルがあると思っています。それは、
1.基本段階
例…基本的な単語、文法の暗記、最低限の読解力
2.演習段階
例…長文演習、英作文
1基本段階が達成されていない状態で、2演習段階に入ってしまうといくら時間をかけても全く成績が上がらずに、英語が嫌いになります。理想的には、夏休み前には演習段階に入りたいところではありますが、まだ基本段階でも挽回はできますので安心してください!
私は現役時代、ものすごい量の英語の参考書を使ってきました。その経験からこれらの段階別にオススメできる参考書を紹介していきます。
基本段階の参考書
大人気!!速読英単語 必修編
長文を活用するために、音読に活用できるCDも一緒に買うのがオススメです!!
地味だけど難易度別で使いやすい!システム英単語
こっちは難易度別に単語が載っており、段階的に単語が覚えられます。
英語を使う受験生なら必須! NextStage
この参考書は、基本的な単語や文法だけでなく、熟語やアクセントなど、受験生が抜けがちな知識が網羅されているので非常にオススメです!!
偏差値が50にいかない受験生の方は一回ネクストステージを完璧に覚え、速読英単語で音読と黙読を毎日30分行いましょう。これだけで英語力はだいぶ上がりますよ!!
演習段階
英語の良いところは1度基本段階を完璧に仕上げれば、そこからは勉強が楽しくなり、日常生活の一部を英語に置き換えることができるようになることです。
例えば、1日10分英語のニュースをラジオで聞いたり、英字新聞を読んだり、ですね。
参考書としては、長文練習と英作文に関するものを紹介してきます!
細かいレベル分けが親切!英語長文レベル別問題集
レベルが6段階に分けてあるので、書店で実際に手にとって見てみると良いと思います。CDもついているので音読にも活用しましょう!!(私はレベル3〜6を使いました。)
また英語長文の演習に関しては、1度志望校の過去問を読んでみるのもオススメです!
英作文の入門に!!ドラゴンイングリッシュ基本例文100
英作文の入門に非常にオススメです!私はこれを暗記し終わってから英作文に限っていえば、偏差値が15は伸びました!
この他にも大量の参考書に取り組みましたが、これらはその中でも特にオススメです!
英語は伸び悩む人が多い科目ですが、順番をしっかり考えて勉強していけば楽しく学ぶことができます!頑張りましょう!!
続き① 英語が苦手でも短期間で得点源にできる!英作文の勉強法・参考書
続き② 英語の長文読解のための勉強法と対策、オススメ参考書を紹介!
長くなってしまったので、物理と化学に関しては後編に書きたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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