はじめに
みなさんこんにちは!
今回は早大生による早稲田大学の学部紹介の第6弾として文化構想学部を紹介していきます!
名前からでは一体どんな勉強をしているのかが全くわかりませんね。。。
ということで、今回の記事では学習内容や進路、キャンパス情報について詳しく解説していきたいと思いますので、ぜひ最後までご覧ください!
今までの学部紹介は下から
先進理工学部編、基幹理工学部編、創造理工学部編、社会科学部編、国際教養学部編
文化構想学部のキャンパス
文化構想学部の学生が通うことになるキャンパスはこの戸田キャンパスです!
見た目は少し地味ですけど、大きく比較的綺麗な建物ですよ!
戸山キャンパスの施設
詳しくはキャンパス別の記事で書いていきますが、戸山キャンパスには普通の食堂以外にもカフェやパン屋さん、本屋や文房具などの日常雑貨品の売店があり、大学生活に必要なものは全てここで揃うと言っても過言ではないでしょう!
(食堂)
(本屋さん)
戸山キャンパスへの場所・アクセスと注意点
地図で場所を見てみましょう。
次に戸山キャンパスへのアクセスをまとめました。
電車 | JR山手線 高田馬場から徒歩20分 |
東京メトロ東西線 早稲田駅から徒歩3分 | |
東京メトロ副都心線 西早稲田から徒歩12分 | |
バス | 高田馬場駅– 早大正門、馬場下町バス停 |
多くの学生が電車を使うことになると思います。
その中でも一番近い早稲田駅を使う学生が最も多いのですが、ここで1つ注意点があります。
早稲田駅はこの戸山キャンパスの最寄駅であるだけでなく、文系の学部が集中する早稲田キャンパス(通称”本キャン)の最寄駅でもあります。
そのため、朝と夕方の駅の混みようは凄まじいです。学生まみれです。
新たに一人暮らしをする人であれば、できるだけ徒歩圏内に部屋を借りることをオススメします。
文化構想学部の教育理念
文化構想学部ではどんな勉強をするのかを理解するためにまずはじめに教育理念を見てみましょう。
学部の理念・目標
文化の様相と構造を解明し、表象の分析と文芸の創造に取り組み、人間と社会の本質に迫ることによって、新しい時代にふさわしい文化を構想する。
文化学の叡智を現代の課題で照らし、これまでの学問領域を大胆に乗り越えて、広領域的・学融合的アプローチを実践する。
文化というのは、我々が想像しているよりもはるかに早く変化していくものです。そんな移り変わる文化を解明して、新たな文化を考えていく。なんだか良い響きですね。
文化構想学部の歴史
文化構想学部の特色
ここからは、文化構想学部の特色としてその独特なカリキュラムと進路、時間割の一例を紹介していきます!
独特なカリキュラム
文化構想学部は入学時の段階では、学科に分かれることはありません。つまり募集形態は学部一括募集になっています。
1年生の間は全員がほぼ同じ基礎教育を受けることになります。
そして2年次からいよいよそれぞれの専門に分かれていきます。分かれていく場所は、一般的な学科とほとんど同じなのですが、文化構想学部では学科とは呼ばず論系と呼ばれています。
文化構想学部には全部で6つの論系が存在しています。
- 多元文化論系
- 複合文化論系
- 表象・メディア論系
- 文芸・ジャーナリズム論系
- 現代人間論系
- 社会構築論系
これらの6つです。
2年次でこれらのいずれかに所属したのち、3年次にはその中でも細かく分かれたそれぞれのプログラムで学習・研究をしていくことになります。
2年次に選択 | 3年次に選択 |
多元文化論系 Transcultural Studies | アジア文化 |
ヨーロッパ文化 | |
英語圏文化 | |
中東・イスラーム文化 | |
Global Studies in Japanese Cultures Program | |
複合文化論系 Interdisciplinary Studies of Culture | 言語文化 |
文化人類学 | |
異文化接触 | |
感性文化 | |
表象・メディア論系 Studies of Media, Body and Image | メディア論 |
身体論 | |
イメージ論 | |
文芸・ジャーナリズム論系 Creative Writing and Criticism | 文芸創作 |
テクスト・ヴィジュアル批評 | |
編集・ジャーナリズム | |
現代人間論系 Contemporary Human Studies | 「多様性を生きる人間」論 |
「関係を生きる人間」論 | |
「発達を生きる人間」論 | |
「心身を生きる人間」論 | |
社会構築論系 Social Constitution, History and Culture | 社会構造論 |
地域・都市論 | |
共生社会論 |
文化構想学部の時間割の一例
時間割の一例の紹介します!
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
1限目 | 倫理学 | フランス語 | |||
2限目 | 美学 | フランス語 | English for General Communication | ||
3限目 | 必修基礎演習 | フランス語 | 法学言論 | ||
4限目 | フランス語 | ||||
5限目 | |||||
6限目 | 芸能論 |
教員免許を取るためにはこの他に[教職課程科目]として、週3コマほどの講義を受けなければなりません。結構大変ですね。
文化構想学部の進路
文化構想学部の卒業生の進路をまとめてみました。
主な就職先としては、三井住友銀行や三菱東京UFJなどの金融系の企業から、NHKなどのマスコミ関係、野村総合研究所などのシンクタンク、IT関連の企業と幅広い進路が望める学部になっています。
文化構想学部の合格体験記
文化構想学部の合格体験記をまとめましたので、あわせてご覧ください。
最後に
今回は文化構想学部の紹介でした。少しはみなさんの参考になったでしょうか?
この学部の教員には様々な国、年代の歴史に精通した教授が多く存在しています。話を聞いてみたら面白いかもしれませんね。
では、最後まで読んでいただきありがとうございました!
※以下追記です。
早稲田大学各学部の合格体験記
この記事が「ためになった」「面白かった!」と思った人はこちらをクリック!!
現在、家庭教師の募集も行っています!気になった方、体験授業の申し込みは下の記事からお願いします!(残り1人分の空きしかありません。体験授業のお申し込みはお早めにお願いします。)